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南極の大磁極基地（ビッグ・マグネット）には、37人の隊員が住んでいました。ある日、計器が強い磁力を探知し、第2磁極遠征隊が調査に向かいます。遠征隊は氷に埋もれた潜水艦のような物体を発見し、それが2千万年前に地球に墜落した宇宙船であると推測します。彼らは氷の中から宇宙船の乗組員と思われる生物を発掘し、基地に持ち帰ります。
生物学者のブレアーは、この異星生物を解凍して研究しようとしますが、他の隊員の反対にもかかわらず、解凍が行われます。しかし、翌日、解凍された異星生物が消え、犬舎でハスキー犬と同化しつつある姿を発見されます。隊員たちはブロートーチや電撃機を使って怪物を倒しますが、ブレアーはこの生物が他の生物を消化して細胞を模倣する能力があることを突き止めます。
ブレアーは、怪物が南極を脱出するために人間になりたがっていると警告し、飛行機を破壊します。彼はコナントがすでに人間ではないと主張し、隊員たちの間に不安が広がります。ブレアーは危険視され、倉庫に閉じ込められます。隊員たちは4人1組で行動するように決められ、マクレディたちはブレアーの主張を検証するために、血液テストを考案します。
このテストにより、何人かの隊員が異星生物に同化されていることが判明し、彼らは次々と処分されます。最終的に、マクレディと数人の生き残った隊員は、異星生物を完全に排除するために戦い続けます。彼らは、異星生物が核動力の反重力装置を完成させる寸前でそれを阻止し、基地の安全を確保します。